特になにかあったわけでもないのに 起き上がることができないまま 半日を寝て過ごした。
なにもなかった訳ではなくて 一瞬気を緩めたのだろう その赤みを帯びた潤んだ瞳を隠して それに気づかないわけはないけれど なにも聞かなかった
そんなことが頭から離れないまま 寝れないまま朝を迎え 終わりまであと2週間しかない 時間をどう生きようかを考えている