特になにかあったわけでもないのに
起き上がることができないまま
半日を寝て過ごした。
なにもなかった訳ではなくて
一瞬気を緩めたのだろう
その赤みを帯びた潤んだ瞳を隠して
それに気づかないわけはないけれど
なにも聞かなかった
そんなことが頭から離れないまま
寝れないまま朝を迎え
終わりまであと2週間しかない
時間をどう生きようかを考えている
特になにかあったわけでもないのに
起き上がることができないまま
半日を寝て過ごした。
なにもなかった訳ではなくて
一瞬気を緩めたのだろう
その赤みを帯びた潤んだ瞳を隠して
それに気づかないわけはないけれど
なにも聞かなかった
そんなことが頭から離れないまま
寝れないまま朝を迎え
終わりまであと2週間しかない
時間をどう生きようかを考えている
なにも意味もないような
裏切られたような
そうでもないような
希望があるような
終わりに向かってるだけのような
怒っていいのか
失うのが怖いだけで
どの感情にすがっていいのかもわからずまま
あと数日なのか
数ヶ月なのか
数年なのか
わからずまま
自分にとって絵をかけなくなるほどのことなのに
あなたにとってはきっとそうでもない
相手を信じられないことが
ここまで不安を駆り立て
ここまで虚無感と混乱を生み
一秒一秒、身の皮が音をたてて
めくれ落ちているかの様な感じがして
いつか自分が無くなってしまうような
孤独感が付きまとう。
血を見て想う、いつだったかもう悲しみの中に沈み込んでこのまま下へ下へ落ちていくほうが楽だったあの時を。
上を見るから、這い上がろうとするから
そして希望が目の前をうろつくからそれに期待をして、落ち込んで。
そんなことをするくらいなら、希望すら持たない方がよっぽど楽な生き方だろう。
考え方は昔とさほど変わってないけれど、泣きながらでも作品を作っている自分が生きてるなら
まだそれでもいいのかもしれない